ヴァイオリンQ&A 50の手習い&大人の音楽生活


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ヴァイオリン Q&A
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 Q ヴァイオリンというと、ストラリヴァリウスの名前を良く聞きますが、これは楽器の名前ですか?

  A ストラリヴァリは楽器の名前としても楽器製作者の名前としてもどちらでも通ります。 
16世紀後半にバイオリンの原型が登場しますが、これを完成させた一人がストラディバリです。
ストラディバリが製作したバイオリンは約1,200といわれ、そのうち約600が現存します。
ヴィオラやチェロについても約50製作しており、いずれも弦楽器の代表的な名器として知られています。
ストラディバリが製作した弦楽器には、“Antonius Stradivarius Cremonenfis”という
ラベルが貼られているところから、ストラディバリウス、あるいは省略してストラドなどと呼ばれました。
イタリア人の名前としては「ストラディバリ(Stradivari)」ですが、当時は「ストラディバリウス (Stradivarius)」という形で、ラベルにラテン語表記するのが慣習であったそうです。


そのほかの著名なヴァイオリン製作者
アンドレア・アマティ
(1505頃-1577)
史上最初にバイオリンを作った可能性のある製作家の一人。
ガスパロ・ディ・ベルトロッティ
最初にバイオリンを作ったうちの一人と思われる。ビオラが特に有名。
ジョバンニ・パオロ・マッジーニ (1581頃 - 1632頃)
ブレシアの製作者。ガスパロ・ダ・サロの弟子。非常に優れた楽器を作りました。
ニコロ・アマティ (1596-1684)
アンドレア・アマティの孫でジェローラモ・T・アマティの子供。多くの弟子を育て、クレモナがバイオリンの一大生産地となる基礎を築き上げました。弟子にはアントニオ・ストラディバリを始めとしてアンドレア・ガルネリ、フランチェスコ・ルジェーリ、ジョバンニ・バティスタ・ロジェーリ等がいました。
ヤコプ・シュタイナー (1617頃生)
ドイツの天才的製作家。素晴らしいバイオリンを作りました。ただし偽物がたくさん作られ、また後世にオリジナルも数多くが改造を受けてだめにされてしまいました。それで良い楽器があまり残っておらず、現在ではあまり評価は高くありません。色の薄い(黄色っぽい)ニスの色が特徴。工作精度に置いてはストラディヴァリを上回るとも言われ、過去(古典派の時代)においては非常に評価が高かった人です。
バルトロメオ・ジュゼッペ・ガルネリ(通称デルジェス) (1698-1744)
ストラディバリと並ぶ天才的製作家。華やかな音のストラディバリに対して、彼のバイオリンは音は渋く、より音量があります。製作数が少なく、希少です。
                        出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
      

鳴るほど♪楽器解体全書
YAMAHAの設計担当者が楽器づくりに対するノウハウやこだわり、楽器の魅力を紹介するサイト。何百年も前のバイオリンはなぜ音が良いのか、各パーツはどんな役割をしているのかをくわしく解説してくれますので、一度は覗いてみましょう。



 Q ヴァイオリンは50の手習いで始めるには難しいですか? 

 
A ヴァイオリンは、左手の人差し指、中指、薬指、小指で弦を押さえ、右手で弓を操作する楽器です。
右手による弓の操作を
ボウイング(bowing)と呼び、単純ながら熟練を必要とします。
特にボウイングの際には
手首と指の関節が滑らかに動くように注意して練習する必要があるため、関節の柔らかい小さい頃から練習を始めるのがよいと言われています。
しかし、大人になってからヴァイオリンを始める人はたくさんいます。
長い時間をかけてこつこつと積み上げていく喜びは、大人になってからのほうがはるかに大きいと思います。
ただ、初心者にとっては正確で美しい音を出すのに苦労する楽器ですから、大人になってから始める人も、まずは
指導者についたほうがいいでしょう。
独学ですと、弓の持ち方、演奏姿勢などが
自己流に陥りやすく、変なクセもつきやすいと思われます。



   
Q ヴァイオリンはどのように選べばいいでしょうか。

  A  一番いいのは、レッスンについて先生に楽器を選んで貰うのが安全だと思います。
最近は大人の音楽教室ブームでヴァイオリンを始める人も多く、 初心者用としては、最初からどれくらい続けるかわからない段階では
5万円以内ぐらいの楽器を選ぶ人もいますが、予算としては40万円ぐらいを考える人が多いようです。
また、1万円ぐらいのヴァイオリンも出回っていますが、このあたりのヴァイオリンはオススメできません。
これから先、長く続けていくつもりがあるのならば、
最低でも10万ぐらいの楽器を選ぶべきだと思います。
続ける自信がついたら、少しグレードの高い楽器が買えるように
貯金するという方法もいいでしょう。

さらに、本体は通販では買わないほうがいいと思います。
楽器はそれぞれ音色が違いますし、触ってみた時の相性、耳と音の相性などもありますので
必ず、手にとってから決めることをお勧めします。
先生にお願いするのでなく自分で買い求める時は、弦楽器を多く扱っているお店に行って、
詳しい店員さんに相談をする→試奏させてもらう、あるいは店員さんに試奏してもらう→すぐには決めないで可能であればいくつかお店を回ってから購入、という手順がよろしいと思います。



 Q ヴァイオリンを始めるに当たって、そのほかの必要なものはなにでしょうか。

  A  弦、弓、松脂、ケースまでは揃える必要があります。
★弦
弦には
ガット弦(羊の腸)ナイロン弦スチール弦などがありますが、価格、種類さまざまです。
比較的耳にする名前を挙げてみると、次のようなものがあります。

ドミナント  ナイロン弦のみならず、ヴァイオリン弦全体のスタンダードブランドです。
インフェルド赤 音色面で異なるキャラクターを持つ2種類(青、赤)を使い分けることで演奏者一人一人のニーズを満たそうという考え方で開発されたトーマスティック-インフェルド社の新製品。
オイドクサ 最も人気の高いガット弦のひとつで、ピラストロ社のガット弦の中ではオリーブと人気を二分しています。ソフトに設定された張力により、暖かく、柔らかい音色を持ちます。
ケスラー 練習用廉価スチール弦です。

★弓
弓の材質としておおざっぱに言えば2種類あります。
一つは
ブラジルウッド、もう一つはフェルナンブーコといわれるものです。
ある程度以上の値段の弓はフェルナンブーコが使われています。
どのメーカーも
数万円台から はフェルナンブーコが使われているようです。同じ値段、同じメーカー、同じ型番でも一本一本違いますから、弓もまた自分の手にもってみて選ぶということが大切です。

★松脂 
松脂もいろいろありますが、あまりどのメーカーのものかを気にしない人も多いようです。
ベルナーデル:フランス製、さらっとした使用感が特徴の松脂。湿気の多い夏場でもべたつきません。布製ケース入り。 。
ミラン黒ネコ:かつてフタにネコがチェロを弾いているイラストが描かれていたことから、日本では『黒ネコ』の愛称で呼ばれています(現在は猫のイラストはありません)。愛用者は多かったようです。

★ケース
スタンダードな
シェル型ケース から最高級 オブロング型 までいろいろです。
初心者用としては質実剛健な造りでしっかりと楽器を保護するシェル型で
15000円前後からが人気です。
防水効果もあって、楽器に優しい内装生地に加えネック部を固定し、確実に楽器を保護するオブロング型や、
軽量・高剛性の発泡素材を使用したものになると35000円ぐらいからのものもあります。
また、入門者用のセットヴァイオリンには、弓、弦、、松脂、ケースが一式ついているものもあります。

そのほかにも、肩当て、あご当てなど。



 Q サイレントヴァイオリンは、練習環境によっては魅力的に思いますがどうでしょうか?

  A  本物よりも容易に音が出やすいヴァイオリンです
ボウイング技術が追いつかなくてもそこそこの音が出せますが、ボウイングの練習をしっかりするべき初心者は、
最初はやはりアコースティック楽器を選ぶべきかもしれません。
しかし、住宅事情で練習に制約があるという場合などは重宝です。
最初は、左手の練習用として1台あると便利、という程度の認識にとどめましょう。
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