Q 「マンドリン」、「マンドリンオーケストラ」という言葉は良く耳にしますが、マンドリンという楽器についてはあまり知りません。どのような楽器なのでしょうか?
A マンドリンは、「リュート」から派生して、19世紀中頃にイタリアで大改良されて生まれた撥弦楽器です。
イチジクを半分に切ったような形の小振りな胴体の楽器です。
ヴァイオリンやチェロのような弦楽器と違って、指板にはフレットがあり、2本×4の8本の金属弦をのピックでそれぞれの2本を同時に弾いて音を出します。
(注:フレットとは、ネック(棹)にある突起であり、弦の出す音の高さを変えるための仕組みのひとつです。ギター、マンドリン、シタール(インドの弦楽器)、琵琶などがフレットのついた楽器です。)
マンドリンでは、弦を弾くことをピッキングと言い、上下方向へのピッキングを早く繰り返して連続した音を出すことをトレモロと言います。
マンドリンは、ピッキングとトレモロの二つの奏法を主に用いて演奏されます。
その他の奏法には、アルペジオ、ピチカート、ハーモニクスなどがあります。
またマンドリンオーケストラとは、ヴァイオリンやチェロなどで構成される一般のオーケストラとは違って、マンドリン、マンドラ、ギター、マンドロンチェロ、コントラバスの撥弦楽器を中心としたオーケストラのことです。
これに時々、マンドリン属の最低音域を担当するマンドローネや、フルート・クラリネットなどの管楽器、ティンパニなどの打楽器が加わることもあるようです。
【だいたいの大きさの目安 】
・マンドリン(落合) : 全長 630mm 深さ 1550mm
・マンドラ (カラーチェ) : 全長 800mm 深さ 1700mm
・マンドセロ(落合) : 全長 990mm(小型)〜1000mm(大
型) : 深さ 177mm(小型)〜193mm(大
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また、フラットマンドリンとは、19世紀末よりアメリカから普及した撥弦楽器であり、ブルーグラス、ジャズ、ポピュラー音楽など幅広いジャンルで使用されています。
アメリカのGIBSON社が有名です。
ピックを使って演奏するのはクラシックマンドリンと同じですが、背面は丸くなく平らなのが特徴です。
エレキマンドリンやエレキマンドチェロなどもあります。
Q 高校や大学のクラブでやったことがあるという人が多いのでしょうか?
「50の手習い」で、全くの初心者でもできますか?
A マンドリンを学校や社会人のクラブに入部してから始めた人は、特別のトレーナーなどがいない事も多く、先輩から習ったり、手ほどきを受けたりというケースが多いようです。
つまり、どちらかというと、他の楽器に比べて「先生に習う」という習慣が少ない楽器のようです。
ですから、「50の手習い」で基礎からしっかりと学ぶことは、同じような仲間にも出会えて、大変充実した楽器演奏を目指せるのではないでしょうか。
マンドリンは、はじめて楽器を弾く人には比較的とりかかりやすい弦楽器です。
ギターと同様にフレットがついているため音程が取りやすく、手の小さな女性ににとっては最適かもしれません。
ただし、全くゼロから始める初心者の場合は、いきなりどこかのサークルに入るより、個人レッスンやグループレッスンを受けに行くのもよいと思います。
特に都市部では、専門の指導者が多いので、楽器の構え方や楽譜の読み方など、基本から丁寧に学ぶことができます。
Q 楽器の選び方、買い方が分かりません。
A どんな楽器でもいえることですが、まず第一に弾きやすい楽器であることが大切です。
手の大きさによっても弾きやすい弾きにくいがありますから、実際に楽器を触ってから購入するようにしましょう。
ネックはある程度の太さがないと、必要以上の力をいれて左手が疲れる原因にもなりますから気をつけてください。
また安価な楽器は、ネックが反りやすいですからこれも要注意です。
メーカーによっても大きさに多少の違いがあるのが一般的です。
好みのメーカーの楽器だけでなく、色々なメーカーの楽器を試奏し、音のみならず、自分の体に合った楽器であるかどうかを見極めることも大きな要素のひとつになってきます。
「長時間弾いていても耳が疲れないような良い音色が出て、ある程度の音量が出る。」ような楽器が理想的ですが、入門者には当然楽器の良し悪しは判断できませんから、よく分かる人または先生と一緒に楽器店へ行って選ぶようにしましょう。
その際、大切なことは、「専門の楽器店」 に足を運ぶことです。専門の楽器店以外だと、調整できていない楽器も多いので注意が必要です。
マンドリン系の楽器については、ヴァイオリンのように特別なサイズの表現がある訳 ではありませんし、
ちなみに、マンドリンの三大名器といわれるのは、、ヴィナーチェ、カラーチェ、エンベルガーです。
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