Q フルートは木管楽器ですか? それとも金管楽器ですか?
A フルートは金管楽器ではなく木管楽器に分類されています。
銀色でキラキラとした細長い横笛のイメージは、銀製のものが多いため金管楽器だと思われがちですが、フルートはもともと木製の横笛で、硬くて丈夫な木材に穴を開けて作られていたのです。
現代では、ごく少数の黒檀などの木製楽器を除いて、通常は洋銀、銀、金、プラチナなどの金属で作られるようになりました。
しかし、木管楽器と金管楽器の現在の分類方法は、「材質」ではありません。
例えばサクソフォン等は最初から金属で作られました。
また逆に、金管楽器の中にはアルペンホルンのように、木で作られた金管楽器もあります。
分類としては、「ラッパ属」とよばれる「上下の唇の振動によって音を作る楽器」を「金管楽器」と呼び、それ以外の管楽器を「木管楽器」と呼ぶようになりました。
さらに、空気の渦、うなりによって発音する楽器をフルート属と呼んでいます。リコーダーやオカリナ、ケーナ、尺八等々みな同じ仲間です。(フルートパークタニテックさんの注釈による)
Q フルートはどんな種類がありますか?
A 普段フルートと呼ばれている楽器の正式名は 「コンサートフルート」 といいます。
小さいものから順に ピッコロフルート(通称ピッコロ→イタリー語で小さいという意味)→ コンサートフルート → アルトフルート → バスフルート → コントラバスフルート → ダブルコントラバスフルート となります。
◆ピッコロ・・・ピッコロはフルートの1オクターブ上の音を出すことができます。軽やかで、きらめくような音色が特徴です。楽器が小さくコンサートフルートの2分の1ほどの大きさで、唄口も小さいです。
◆コンサートフルート・・・一般的にフルートと呼ばれているもので、明るく華やかな音色が特徴です。ハ長調の楽譜を譜面通り演奏するとそのままハ長調の音階になるC管と呼ばれるものが一般的です。
◆アルトフルート・・・コンサートフルートより少し音域の低いフルートで、しっとりとして落ち着いた音色が特徴です。その音階はハ長調の楽譜を譜面通り演奏するとト長調の音階になる、いわゆる移調楽器です。中音域から低音域を魅力的に演出することができ、またジャズなどで使用されることもあります。
◆バスフルート・・・コンサートフルートの2倍の長さで、1オクターブ下の音域を持つ低音のフルート。頭部管がU字型に曲がっているものが一般的です。
◆コントラバスフルート・・・コントラバスフルートはコンサートフルートの4倍の長さで2オクターブ下の低音域を担当します。チェロやトロンボーンに近い音域です。
ソフトで柔らかい音色ですが、十分な音量があり、弦楽器の開放弦を鳴らしているようなボン、ボンという残響が特徴です。
チェロやコントラバスのようにエンドピンがついており、縦に構えます。座奏のときはコントラバスと同じ椅子を使用し、立奏の場合はそのまま演奏します。
◆ダブルコントラバスフルート・・・ダブルコントラバスフルートはコンサートフルートの3オクターブ下の音域を担当します。チューバやコントラバスーン、弦楽器のコントラバスの音域に近いです。この楽器はまだたいへん新しい楽器で(1994年、日本のコタトフルート工房が製作したものが世界初)、開発途上にあるものの、その表現力と新しい効果は非常に多くの期待が寄せられています。
鳴るほど♪楽器解体全書/フルート
YAMAHAの設計担当者が楽器づくりに対するノウハウやこだわり、楽器の魅力を紹介するサイト。フルートの構造とその移り変わり、フルートの種類、発音の原理、組み立て工程などをくわしく解説してくれます。
Q フルートはどのように選べばいいでしょうか。
A 一口にフルートといっても、銀、金、プラチナなどの貴金属のものや、クリスタルで出来たフルート,木を使ったものまでさまざまです。
価格も2万円ぐらい〜数百万円ぐらいまでありますが、まずは5,6万円〜10万円程度のフルートから初める人が多いようです。
あまりにも安価なフルートは、音色も決して満足できるものではありません。
また故障の時などメンテナンスも大変ですので、オススメできません。
フルートの胴部管(主管)にはたくさんのキーが付いていますが、
リングキー・・・キーに穴が開いており、その穴を指で正確に塞がないときちんと音が出ません。
カバードキー・・・キー自体が蓋となり指で押さえると穴が塞がり、音が出ます。
入門者にはカバードキーのほうが扱いやすいでしょう。
しかし、リングキーは扱い方は難しいですが、明るく通る音色と穴の塞ぎ方で微妙なニュアンスを表現することが出来ます。
まずは、web上の楽器店を見てみましょう。
価格や種類をいろいろと研究してから、実際に近所にある楽器店を直接たずねてみましょう。
必ず手にとってみて、楽器の感触を確かめてみて下さい。
価格の低いものは製品にバラツキがあることを理解しておきましょう。
信用があってフルートのことに詳しい楽器店で購入する事をおススメめします。
Q フルートを独学で学ぶことも出来ますか。
A 楽器を始めるときは、なるべく先生についた方が基礎から確実に学ぶことが出来ます。しかし、時間的、経済的にも独学が良いという人は、DVD、CDを見ながら学習したり、また今はネット上で学べるシステムや通信講座もありますので、気軽に始めてみましょう。
フルートの音を出す練習は、頭部管だけを使って、鏡を見ながら唇の形や唄口の角度などをじっくり観察しながらやってみましょう。
唇の形、角度などをいろいろと試しながら、自分の一番吹きやすい形を研究してみてください。
一度音が出るようになれば、息の当たる感触や吹き込む角度などがわかってくると思います。
最初は容易に鳴らないかもしれませんが、練習を重ねることで自分の望む音色がきっと出せるようになります。
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